生保契約の有無の確認~一括照会が可能になった

生命保険協会が、令和3年7月から生命保険契約照会制度というサービスを開始しました。

死亡等で生命保険契約の有無が分からない場合に利用可能

N山税理士「O田先生~ 親御さんとかが、亡くなったか認知判断能力が低くなっとって、生保の契約があるかないか分からん時に使えるらしいで。こんな制度がスタートしたんで。」

O田税理士「おお、そうですか。親と疎遠になっていたとか、未婚のおひとり様が亡くなって、相続人はあまり面識のない甥姪の場合で亡くなった人の事をよく知らないとか、今後使えるケースが増えそうですよね。どんな人が利用可能な制度なんですか?」

N山税理士「えーとね、対象となるのは・・・


  • 利用できるのは、親などの家族が死亡、または認知判断能力が低下して生命保険契約の有無が分からない場合
  • 照会することができるのは、照会対象者の法定相続人や法定代理人などで
  • 国内で営業する42の生命保険会社を対象に調査してくれて
  • 親などの照会対象者が、保険の契約者か被保険者となっている生命保険契約が調査の対象で
  • 財形保険契約、財形年金保険契約、支払いが開始した年金保険契約、保険金等が据え置きとなっている保険契約は対象外

・・・みたいな感じですねえ。照会の結果、契約があるのが分かったら、ここの保険会社に契約がありますよと教えてくれるみたいです。契約内容の確認や、保険金の給付請求などの手続きは、該当の保険会社に直接連絡するながれのようですね。」

O田税理士「なるほどなるほど。窓口はどこで、お金はかかるんですかね?」

N山税理士「照会先は生命保険協会で、ホームページの専用フォームから申し込むそうです。郵送でも申請できます。料金は1照会につき税込3,000円かかります。」

O田税理士「そうですか~ちょっと高いかな?でも請求漏れになるよりはマシか。その他には何かありますか?」

災害時には取り扱いが異なる

N山税理士「そうそう、災害時には扱いが違うてですね・・・


  • 利用可能なのは、照会対象者が災害により死亡もしくは行方不明となっている場合
  • 照会方法は電話のみ
  • 利用料は不要
  • 照会できるのは、照会対象者の配偶者・親・子・兄弟姉妹かそれらの人の法定または任意代理人

・・・ということのようですね。」

O田税理士「なるほど!よく分かりました!N山先生ありがとうございます。」